こんにちは。Dr.さいとーです。
私は2022年3月で医局を円満退局し、フリーランス医になりました。
フリーランス医として独立するまで、準備したことを記事にしたいと思います。
フリーランス医として歩んでいく土台となる準備ですので、これから独立する方の参考になれば嬉しいです。
【資産編】フリーランス医になる準備
家計改善して支出を抑える
フリーランス医には常勤で固定給などはないので、事前準備として資産形成しておくことはとても重要です。
具体的には第一に生活支出を減らすために固定費を削減することです。
生命保険や車両保険の見直し、携帯料金や水道光熱費、サブスクリプションなどの固定費を削減しましょう。
我が家の家計改善の詳細を知りたい方は下記記事をご参照ください。
投資と節税で資産形成する
支出の削減をして資産形成したら、その資金を投資に回します。
政府が用意した優遇制度であるiDeCoやNISA、つみたてNISAなどの非課税枠を利用して投資しながら節税して資産形成のスピードをあげましょう。
さらに余裕資金ができたら、節税をしながら退職金を作ることができる小規模企業共済が有用です。
マイクロ法人を設立する
フリーランス医は健康保険に入れず、国保か医師国保の選択を余儀なくされます。
しかし、自分の法人を持っておけば、自社で健康保険に加入できます。
さらに社会保険料を最適化して、手取り収入を増やすことができます。
年金が心配な方はシュミレーション結果をご参照ください。
フリーランス医は国保よりもマイクロ法人が年金受給額自体や利回りでは有利です。
形成した資産がフリーランス医の土台となります。
資産形成ができずに生活がカツカツなうちの独立はおすすめできません。
FPの勉強
FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強で社会制度を網羅的に学ぶことは重要です。
私は2021年にFP3級の資格は取得、2級は資格取得はしていませんが、勉強済みです。
医師の大半は給与所得以外の収入を得たことがありませんが、給与所得以外の所得には節税の幅が大きいものが大半です。
課税所得や所得税がどのように計算されているのかが分からなければ、何も始まりません。
さらに社会保険制度の理解が深まれば、源泉徴収されている社会保険料への意識が代わり、手取りを増やすためにはどうすればいいかが見えてきます。
簿記の勉強
私は2021年に簿記3級を取得、2級は取得していませんが、講義で学習済みです。
簿記の会計知識があれば、財務諸表を読めるようになり企業分析だけでなく、経営感まで身につけることができます。
マイクロ法人の経営に欠かせない会計知識の土台となっています。
簿記3級の知識はフリーランス医に必須とまでは言いませんが、確実にあった方がいいです。
私が利用した教材はクレアール。
オンラインなので、本業が忙しい方でもスキマ時間でわかりやすい授業が受けられます。
自分の市場価値の理解
フリーランス医になる前に自分の求人や待遇はどれ程か知っておく必要があります。
つまり、自分の市場価値を理解するのです。
市中病院や医局員の方は場合は自分でバイトを探すと言う経験がほとんどないため、手段に困る方も多いと思います。
現状、当直だけでなく、定期非常勤などをマッチングしてくれるサイトがあります。
これらのサイトを利用していくことで、フリーランス医師の待遇が分かります。
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フリーランス医になるための準備【資産編】まとめ
最後までお読みいただいてありがとうございます!
フリーランス医は自由であるがために自己責任で行動する必要がでてきます。
ただ自由に近づいている時間をヒシヒシと感じられるため、充実感もあります。
ぜひ、みなさんの参考になれば嬉しいです。
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以上Dr.さいとーでした!
それではまたお会いしましょう!!
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