【導入編】洗濯機の上に食洗機を設置するDIY

食洗機を導入したいけど、キッチンが狭くて置けない！

そんな悩みを解決するのは「食洗機を洗濯機の上に設置すること！」

今回の導入編では食洗機を洗濯機の上に設置の準備や考え方について書きます。

当ブログでは生活にお役立ち情報をお届けしています。

実践編では実際のDIYのやり方を説明しています。

洗濯機の上に食洗機を設置するDIYの概要

完成イメージ

食洗機には洗う水を入れる給水と洗った水を出す排水があります。

　

今回ご紹介するDIYでは

給水：洗濯機と給水ホースの接続部に洗濯機用分岐栓を取り付けることで、

　　　洗濯機にも食洗機も同時に給水することができます。（同時稼働可能）

排水：食洗機の排水を洗濯機の排水に合流させるので臭いの心配は無用です。

所要時間

私は４時間ほどかかりましたが、

この記事を読んだ方であれば、所要時間は約３時間を想定しています！

DIYの費用

今回のDIYの費用の合計は13,153円でした。（食洗機を含まず）

私の場合は中古の食洗機を23,000円で購入しましたので、総額36,153円でした。

4万円以下のの費用で1日３食分の食器洗いの家事がなくなります！

DIYは少々大変ですが、諦めない気持ちが重要です！

数時間の作業の先に食器を洗わない天国が待っています！

洗濯機の上に食洗機を設置するメリット

キッチンスペースを邪魔しない

１つ目のメリットは、

キッチンスペースを邪魔せずに、食洗機を設置することができることです。

↑↑こんなスペースがキッチンにあれば、はじめから苦労はしません。

工事不要で賃貸物件にも導入しやすい

２つ目のメリットは

洗濯機用分岐栓を使えば水道の蛇口を工事する必要がないことです。

取り外しが簡単なので賃貸物件にも導入しやすく、引っ越しも楽になります。

一方、キッチンに食洗機を置く場合、必要になるのはキッチン蛇口用の分岐水栓です。

蛇口はそれぞれに形が異なるので、蛇口の種類に合わせた分岐水栓を選ぶ必要があります。

（Panasonicの分岐水栓検索はこちらです。）

また、我が家のように、そもそも分岐水栓がつけられない蛇口もあります。

蛇口の分岐水栓の取り付ける工事はDIYできなくはないですが、大変です。（業者に頼むと5,000円〜）

食洗機の騒音が軽減される

３つ目のメリットは生活空間の騒音が軽減されることです。

食洗機を導入してみるとわかりますが、食洗機の音は想像以上に大きいです。

キッチンに食洗機を置いておくと会話やテレビの音が聞こえづらくなります。

部屋の間取りにもよりますが、浴室に置くことで、活空間の騒音が軽減される可能性が高いです。

洗濯機の上に食洗機を設置するデメリット

水漏れのリスクがある

デメリットの１つ目は「水漏れのリスク」です。

しかも高価な家電である洗濯機の周辺で水漏れは洗濯機の故障や漏電のリスクもあります。

うちは無事に導入し、順調に稼働していますが、もちろん、水漏れには十分配慮して慎重に作業を進める必要があります。

振動への対策が必要

デメリットの２つ目は

「振動対策」です。

食洗機も洗濯機もどちらも振動する家電であるため、台の固定には安定性が重要です。

安定性が低いと振動が大きくなり、騒音や落下の可能性が高まります。

間取りを選ぶ

デメリットの３つ目は

「間取りを選ぶ」ことです

キッチンで洗った食器を食洗機のある浴室に運ぶ作業は必須になりますので、

キッチンと浴室の距離がなるべく近い方が望ましいです。

洗濯機の上に食洗機を設置するときに、部屋の間取りによっては不便ということになります。

湿気

４つ目のデメリットは「湿気」です。

食洗機は乾燥機能がついているものもありますが、食洗や乾燥が終わった段階で食洗機の蓋を開けて乾燥させておくことが多くなります。

今回は設置するのが浴室になるので、湿気が多い場所になります。

なかなか乾燥が進まなかったり、結露があったりする可能性があります。

ただ、我が家では２４時間の換気扇があるため、問題ありませんでした。

前提の確認

そもそも「洗濯機の上に食洗機のような重い物を直接置いて大丈夫なのか？」

という質問のその答えは

「うちの場合は、現時点で特に問題なく使えています」としか言えません。

洗濯機の説明書には耐重量は〇〇kgとは記載はありませんし、もちろんメーカーも推奨するやり方ではないです。

導入を決める前にそのメリット・デメリットを十分吟味して、導入は「自己責任」で安全に配慮して行っていただきたいと思います。

食洗機の基礎知識

食洗機の種類

外付けの食洗機市場はPanasonicが主になります。

大まかにはファミリー向けタイプと少人数向けタイプがあります。

	ファミリー向け：TZ/TH/TAシリーズ	少人数向け：NP-TCR4/TCM4 シリーズ
容量	５人分(40点)	３人分(18点)
大きさ(縦×横×高さ)	55×35×60cm	47×30×46cm
置くスペースの目安	46.7×26.8×65cm	45×25.9×52cm
本体重量	19-20kg	12kg

それぞれの機種の違いは詳細をPanasonicホームページで確認してください

まな板やフライパンまで洗えるファミリー向けシリーズを導入したかったのですが、スペースに制限があり、我が家では断念しました。

少人数向けシリーズで子供の食器も洗える低音ソフトモードがついた「NP-TCR4」を中古で購入しました。

４人家族で使用していますが、満足しています。

５人家族以上の場合は、大容量の食洗機がおすすめです。

中古でもいいという方→メルカリで食洗機を探す

食洗機を置く場所を考える

第一選択として

「ランドリーラックを設置して、その上に食洗機を置く」

我が家のように、洗濯機の上に制限がある場合、

第二の選択として、

「洗濯機の上に食洗機を直接置く」

という流れで説明します。

ランドリーラック上に食洗機を置く

わが家は洗濯機の上に備え付けの棚がついていたの断念しましたが、可能ならランドリーラックの上に設置するのが安心です。

食洗機は12〜20kg程度あり、食器やまな板などを入れると15kg〜の耐重量が必要です。

耐荷重をクリアしているおすすめ商品のリンク下記になります。

お使いの洗濯機とラックのサイズを確認してからご検討ください。

　

・棚板耐荷重:約20kg　とにかくコストを抑えたい方におすすめ。2022年2月現在 ¥5,000

・全耐荷重72kg・棚板耐荷重15kg。シンプルなデザインが好きな方におすすめ。2022年2月現在 ¥12,999円

・全耐荷重46kg。棚板耐荷重15kg。ステンレス製で丈夫。2022年2月現在 21,400円。

洗濯機の上に食洗機を置く

（注：洗濯機の上に食洗機を直接置く場合は洗濯機の天板が凹んだりする場合があります）

Panasonicの食洗機には専用の置台があります。別売りで脚を取り付けることができます。

台の大きさは幅52cm,奥行き29.7cm,高さ1cmです。

洗濯機の上に食洗機台を置いたときに、大きさが問題ないこと長さを測定します。

また専用の高さ調整ができる脚も購入しました。（足が付くのは前側だけになります。）

私は高さは12−19cmで調整ができるN-SL19を購入しました。

このような状態になりますので、事前に長さを測定して、洗濯機の洗剤投入口や掃除する蓋の部分と干渉しないことを確認しましょう。

DIYが難しい方

ここまで読んできてみて

「いろいろ検討したけれども、やっぱりDIYは難しそうだ」

「DIYをする時間がない」

とお考えなる方の方が多いかもしれません。

その場合は給水の工事は不要、さらに排水はホースを設置するだけの食洗機がおすすめです！

使用経験はありませんが、Amazonのレビューは★4.4と良さそうです。

容量はそれほど大きくありませんが、少人数分であれば問題なく、値段も比較的お手頃です。

　洗濯機の上に食洗機を設置するDIY【導入編】まとめ

今回は食洗機を洗濯機の上に設置するDIY【導入編】でした。

メリット・デメリットを吟味して、導入を検討いただければ、幸いです。

具体的なDIYは実践編をお読みください。

このブログが参考になった！実際にDIYしてみた！という方は

励みになりますので、関連記事の下のコメント欄にお気軽にコメントをお願いします！

以上、Dr.さいとーでした。