こんにちは。フリーランス医のDr.さいとーです。
前回記事では定期非常勤を中心に勤務するメリットを解説しました。
今回の記事では定期非常勤を中心に勤務するデメリットを解説します。
メリット・デメリットを吟味して定期非常勤の特徴を摘みましょう!
定期非常勤の勤務を考えている方の参考になれば嬉しいです!
定期非常勤を中心に勤務する4つのデメリットを解説
やりがいは常勤に劣る
これは当然かもしれませんが、やりがいは常勤よりは感じにくいです。
理由は定期非常勤でみる外来で患者さんは定期的に診ることにはなりますが、来院日の曜日が違えば、別の医師が診ることになります。
主治医として、毎回同じ患者さんと接することができないので、患者さんとの信頼関係は築きにくいと言わざるを得ません。
患者さんとのやりとりにやりがいを感じる方には、やりがいが少ないと感じるかもしれません。
これは私が最大のデメリットと感じる点ですね。
その分、一期一会を大切に診療に臨むしかないですねー。。。
雇用が不安定
定期非常勤の雇用は半年〜1年間の雇用契約を結んで、それを毎年更新するというものです。
雇用主の意向により契約を切られる可能性が十分にあります。
またトラブルを起こせば、雇用契約とは関係なく雇用を解除される可能性も。。。
常勤に比べて雇用形態が不安定と言えます。
トラブルを起こさないような立ち回りが必要そうですね!
待遇面では常勤に劣る
定期非常勤の待遇は確実に常勤には劣ります。
私の勤務先では交通費や時間外手当、昇給の可能性などは付与されていますが、賞与や住居手当はありません。
非常勤であるため、待遇が落ちるのは当然と言えば当然かもしれません。
様々なフィードバックが少ない
もちろん、非常勤であるため常に上級医のご指導を仰ごうという姿勢はよろしくないかもしれません。
ただ、専門外の症例など、判断に迷うことは日常診療で必ず訪れるはずです。
常勤であれば意見を聞きにいくところも、非常勤だと立場上で聞きにくいということがあります。
また、週1回勤務だと自分が帰した患者さんのその後の経過などがわかるのが翌週になってしまいます。
さまざまなフィードバックが少ないことはデメリットですね。
定期非常勤のデメリットへの2つの対策
待遇について交渉してみる
待遇は個人と勤務先の契約で決まります。
つまり、自分の待遇は自分の働く姿勢や貢献度によって、交渉できるということです。
勤務先との信頼関係を築いて、積極的に交渉をしていきましょう。
交渉ができるように、まずは普段の診療で実績を積みましょう!
雇用契約前に仕事の体験させてもらう
私の経験した病院だけの可能性もありますが、
雇用契約を結ぶ前に職場を1カ月体験させてもらえるところがありました。
1カ月職場を吟味してから、自分に合っていると思える職場だったので、正式に契約させていただきました。
契約を結ぶ前に体験させてもらえないか、打診してみるのは手かもしれません。
定期非常勤で勤務する4つのデメリットとその対策 まとめ
最後までお読みいただいてありがとうございます!
定期非常勤のメリットとデメリットは表裏一体で、それぞれはトレードオフです。
全てを満たす選択はなく、どこかを優先して、どこを捨てるか選ぶことが必要です。
自分の価値観に合う選択をしていくしかありませんね!
私が利用した転職エージェントのリンクを貼っておきます!
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迅速なご対応にとても助かりました!
以上、Dr.さいとーでした!
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それではまた、お会いしましょう!
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