こんにちは。Dr.さいとーです!
私はマイクロ法人を経営しています。
フリーランス医師にオススメするマイクロ法人設立の4つのメリット
マイクロ法人でどのような事業を行っていくのか?は経営者としては常に考えていることかと思います。
今回はマイホームの太陽光発電を法人名義にするメリット・デメリットについて記事にしました。
太陽光発電を法人名義にする
マイホームの太陽光発電を法人名義にする方法は
マイホームに取り付ける太陽光発電一式を法人名義で購入し、電力会社との契約を法人名義で行うと実現できます。
法人名義で発電した電力は自宅で消費し、余ったら電力会社に売電できます。
法人名義の太陽光発電はどのようなメリットがあるのでしょうか?
太陽光発電を法人名義にする5つのメリット
それぞれにどんなメリットなのか、具体的に見ていきましょう!
法人の不労収入となる
太陽光発電で発電した電力は個人や電力会社に売電します。
法人の収益を得るための労働はいりません。
メンテナンスは少しだけありますが、ほぼ不労収入といっていいでしょう。
毎月の配当金のように収益を上げてくれるところもうれしいですね!
税金や減価償却費が経費として計上できること
個人で太陽光発電を契約した場合の、固定資産税は個人の支払いとして現金の支出になるだけですが、
法人名義にすれば「租税公課」という経費に計上できます。
また、太陽光パネルには耐用年数があり、経年によって価値が減少します。
その減少した価値に応じて発生するのが減価償却費です。
個人と法人では減価償却のやり方が異なり、その最大の違いは個人は強制償却、法人名義では任意償却である点です。
任意償却とは任意の決算で減価償却費を計上できるということです。
法人決算の内容に合わせて減価償却するかしないかを選択することができます。
法人の減価償却は奥が深いですね!
顧客が自分と電力会社であること
法人が電力を販売するのは、自分という個人と電力会社です。自分や信頼のおける電力会社に売却する安心感はあります。
そして、電気を使わない社会は考えにくいので永続性があります。
対照的に不動産収益の場合は、赤の他人と賃貸借契約を結ぶため、
空室や家賃を滞納、家賃の下落などのリスクなど不確定要素が多いですね。
10年後も20年後も電気を利用しない社会ということは考えにくいですからね!
太陽光発電投資用の土地を用意する必要がない
一般的に、太陽光発電投資を行う場合はパネルを設置する広い土地が必要です。
しかし、今回利用するのは自宅の屋根ですので、新たに土地を購入やその固定資産税の支払いは不要です。
スモールスタートには固定費が発生させないことが大事ですね!
環境にやさしい事業であること
太陽光発電を自宅で使うことで電力会社から購入する電力を大幅に削減できます。
電力会社の電力の主な電力の供給源は資源燃料を燃やす火力発電であるため、その電力を削減できることは環境負荷を下げることができます。
また、
太陽光パネルを製造するためのエネルギーは1.5~5年、
製造時に発生するCO2は1〜3年でで回収できると言われています。
環境にやさしい事業ができることはうれしいですね!
マイホームの太陽光発電を法人名義にする3つのデメリット
導入コストを現金で用意する必要がある
太陽光パネルを自宅に設置する場合、その 設置費用は住宅ローン内に組み入れます。
しかし、今回の太陽光発電の名義はあくまで法人ですので、住宅ローンの枠内から太陽光発電の料金を払うことができません。
結果的に現金を法人に貸し付けて法人に買ってもらう必要があるため、
役員のポケットマネーから現金をする必要があります。
法人収益が売電価格の影響を強く受ける
売電価格は太陽光パネルの価格低下とともに低下しています。
売電価格はFITと呼ばれる固定買取価格制度が適応され、10kW未満の家庭用太陽光パネルでは10年間売電価格が固定されます。
私が導入しようとしている2023年は16円の予定です。
固定買取10年が終了すると売電単価は1/5程度に下がるといわれています。
収益が10年後に低下することが確定していると言えます。
投資利回りが低い(投資資金の回収に時間がかかる)
今回の想定している太陽光発電では表面利回りで5〜6%、実質利回りは3〜4%程度です。
投資額の回収には30年前後を要してしまいます。
安定しているとはいえ、もう少し利回りがほしいところです。
詳細のシミュレーションは次の記事をお待ちいただければ幸いです。
マイホームの太陽光発電を法人名義にするメリット・デメリット まとめ
最後までお読みいただいてありがとうございます!
今回はマイクロ法人の太陽光発電事業を扱ってみました。
事業規模は小さいのですが、小さい収益の積み上げが大きな収益につながっていくのだと思っています。
メリット・デメリットを整理していくと導入に向けた道筋が見えてきます。
次回は詳細のシミュレーションになりますので、ぜひお楽しみにしていてください!
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以上Dr.さいとーでした!
それではまたお会いしましょう!!
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