こんにちは。Dr.さいとーです。
私はフリーランス医になり、2カ月が経過しました。
私はフリーランス医になって、月14回のスポット健診の勤務を経験しました。
今回は「スポット健診を中心に勤務するメリット・デメリット」を記事にしました。

フリーランス医のスポット健診について参考になれば嬉しいです!
・スポット健診をメイン勤務に勤務するメリット・デメリットがわかる!
・スポット健診の注意点や1カ月働いた雑感がわかる
スポット健診バイトを中心に勤務するメリット
スポットバイトでも日勤中心の勤務が組める
スポットバイトの多くは当直バイトです。(地域性があります)
私のように日勤の勤務希望であれば、希望通りに勤務できます。

朝が早い勤務も多いため、午後ゆったり過ごしたい方にもおすすめですね
予防医学に明るくなる
健診のやりがいはなんといっても予防医学です。
予防医学の最前線として健康な方の健康リテラシーを向上させられることが一番のモチベーションだと思います。

いつもの先生だと怖くて話せないけど、今日は健康のお話がゆっくり聞けてよかったわ
などと声をかけてもらい大変うれしいしかったです。
内科外来に生かせる
病院によっては健診は内科外来でも健診を担当することがあります。
内科外来で健診に抵抗がなくなる点はメリットとなるでしょう。

健診をする側や結果説明をする側と双方の経験ができてよかったです
スポット健診を中心に勤務するデメリット
仕事のやりがいを感じにくい
健診は病院と違って大半は健康な方で、医療への依存度が低い方が大半です。
また、同じ人を継続的に診るということがないので、常に初対面の診察です。
病院の外来診察に比べて、同じ患者さんを継続的に診療することでやりがいを感じていた私としてはやりがいを感じにくかったです。
時間や場所がバラバラ
健診のバイトは場所と時間が特定されません。
勤務の都度、勤務時間や勤務地までの所要時間や場所の確認などは積み重なると結構なストレスになります。

当たり前ですが、場所と時間は決まっていた方が働きやすいですね

家族としても、その方が生活リズムがわかりやすいわね
健診に来る方の需要を満たせない
健診の勤務をしている医師は年配の男性医師が大半です。
健診で私のような30代の医師が診察するのは患者さんにとっては予期せぬことです。

「こんなにお若い先生なんですね」

はい。。。なんか、すみません。
健診に来る方の需要を満たせていないのかなと感じることもありました。
スポット健診バイトを中心に勤務ときの注意点
健診バイトは内科以外でも大丈夫?
健診の診察は問診と聴診が中心です。
健診バイトは専門が内科以外でも大丈夫かという疑問がある方がいらっしゃると思います。
結論からいうと「慣れるので大丈夫です!」
ただ、特に私は外科系出身で聴診に不慣れだったので、下記の教科書を購入して復習してから臨みました。健診勤務の味方になってくれるのでおすすめの教科書です。

聴診器は自分で用意したほうがいい?
聴診器は自前で用意することをおすすめします。
もちろん大半の健診先で聴診器は貸してくれます。ただ薄い膜のペラペラ聴診器しか用意がないことがあったので私は自前で用意するようにしていました。
毎回判断に迷うようだと、診察も効率的にいきません。
いくつか現場で試しましたが、下記の形が一番聞こえやすかったです。
リットマン ステソスコープ [マスターカーディオロジー] ブラック 2160

診察の姿勢には注意が必要
健診バイトで診る1日の患者数は100人を超えますので、それが月に10回以上となれば、1000回以上です。
毎回無理な体勢で聴診をするとそれが積み重なり、ひどい肩コリ・首コリを起こします。
私もはじめはなぜ、いきなり肩が凝るのか、わかりませんでしたが、診察の姿勢が悪かったのだと気が付きました。

患者さんとの距離をなるべく近くして、無理な体勢にならない環境を整えることが大事です!
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スポット健診を中心に勤務するメリット・デメリット まとめ
最後までお読みいただいてありがとうございます!
スポット健診はフリーランス医にとって勤務しやすい一方で、長期的には私には向かないかなと思いました。
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以上Dr.さいとーでした!

それではまたお会いしましょう!!
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